



沙弥さんはSになる|腐女子向けTLマンガ試し読み
沙弥さんはSになる|腐女子向けTLマンガオリジナルストーリー
真面目が取り柄の沙弥(さや)は、意を決して彼氏の真蔵(まくら)に
同棲を持ちかけるが、否定的な反応をされてしまう。
別れ話を持ちかけるが、真蔵の反応は意外なものだった。
「俺…マゾなんです」
夜の生活に不満はないが、自身の性癖がコンプレックスでずっと隠してきた。
それがバレることが不安で、返事に詰まってしまった、と。
真蔵のために頑張りたい、と沙弥は彼の望むプレイをこなしていこうとするけど…。
見たことのない彼氏の表情に、自身の知らない部分にも気づいていく。次第に沙弥は、彼氏にもっともっといろんなことを教えてもらいたいと思うようになっていった。
ところが、真蔵の性癖を知ってしまった沙弥には新たな悩みが……。
彼の望むプレイがどんどんエスカレートしていき、同棲していながらも浮気しているような状況に罪悪感を覚えてきていた。
そんな時に知り合ったのが、同じマンションに住む幼馴染の夫・幹太(みきた)だった。
沙弥は悩んだ末、幹太に自分の悩みを相談する。
しかし、沙弥の悩みを真蔵に暴露するという幹太の行動は、沙弥にとっては信じられないものだった。
でも、本当は二人の関係を嫉妬していたんだと告白される。
自分がどんな性癖の持ち主でもいい、幼馴染でいてもいい。
二人の関係が壊れても自分の気持ちは変わらないと言ってくれた幹太に、沙弥も自分の思いを伝えるのだった。
そんな二人の元に、ある日荷物が届く。それは真蔵からの贈り物だった。箱を開けて見ると、そこには真蔵が体験した過去の一部始終と、二人の関係が壊れることを危惧しずっと隠していたことへの謝罪が綴られていた。
荷物をきっかけに、二人は真蔵と沙弥はお互いに本心で話すことが出来るようになっていき……。
新しい関係を築くことができたのでした。
『幼馴染の彼は私のプレイに付き合ってくれる』、是非読んでみてくださいね!
・・・
「ただいま」
「おかえりー」
俺・大輔(だいすけ)はいつも通り仕事を終えて帰宅すると、 出迎えてくれたのは幼馴染で同棲している彩奈(あやな)だった。
「今日もお疲れー。ご飯にする?お風呂にする?それとも……」
「もちろん、彩奈で」
俺は彼女の肩を抱き寄せ、そっとキスをした。
俺の名前は大輔。そして彼女である彩奈は大学生だ。
年は同じだけど、大学生活という新しい世界に飛び込んだ彩奈に俺はずっと憧れていた。
早く俺も大学生になりたい!という気持ちが、俺を大学受験に駆り立てたのだ。
無事に志望校に合格して彩奈と同じ大学に入学してから3年が経つ。
その頃には2人で同棲し始めていて、毎日幸せに過ごしていた。
そんな折、俺はあることを彩奈に頼むことにした。
「ごめん、彩奈。俺……実はドMなんだ」
そう、俺は生粋のドM男なのだ!ただ、ずっと隠していた。
彩奈に引かれるのが怖かったからだ。
でも、大学の飲み会で告白大会みたいになったとき、 俺は1つ年上の先輩から「本当はドMなんじゃないか?」と言われて図星を突かれてしまった。
そして、「好きな子にいじめてもらえると嬉しい」という先輩の話につい感化されて、酔った勢いで自分がドMだということを話してしまった……。
それからというもの、先輩とはちょくちょく遊ぶことになり、 俺は先輩の望むプレイをしていくことになった。
そして、ある日先輩に呼び出されて言われたのが……。
「大輔はもっと刺激が欲しいんじゃないか?」と。
そんなことがあってから数日後、先輩は俺の家を訪ねてきて、俺にあることを依頼したのだった。
(以下、本文)
「おかえりー」
「ただいま」
仕事が終わっていつも通り帰宅すると彩奈が出迎えてくれた。
このやりとりが出来て幸せを感じることが出来るのも、ひとえに彩奈のおかげだ。
「今日もお疲れ様ー」
俺は上着を脱いだ後、彩奈が差し出した手を取りリビングへと向かう。
そのまま一緒に晩御飯を食べながら、何気ない会話を交わす。
こんな幸せな日々が続くのも、俺がドMだということを受け入れてくれる彼女・彩奈がいるからだ。
俺がドMだと知っても変わらずに接してくれているから、 俺はこうして安心して自分に素直になることが出来るのかもしれない。
だからこそ、俺はこの関係を大切にしたい。
だからこそ、俺はあることを彩奈に頼むことにしたんだ。
「あのさ……1つ頼みがあるんだ」
「うん、何かなー?」
「実は……ちょっと言いづらいんだけど……」
俺は意を決して言う。
「俺のプレイに付き合ってくれないか!?」
(以下、本文)
・・・ ある日のこと。ドMであることを明かした後、先輩は俺にこんなお願いをした。
「もっと刺激が欲しくてな。ドMならいろいろと経験してそうだし、プレイに付き合ってくれないか?」
最初は断ろうと思っていた。でも、その時の俺は酒の勢いもあってつい……。
「わかりました!俺で良ければ是非!」と答えてしまったんだ。
先輩は快諾した俺に嬉々とした表情を見せつつ、早速お願いをしてきた。
「それじゃあ、今から俺の家で……」
「えっ!?今からですか!?」
「あぁ……実はプレイ用に買ったものがあるんだよ」
そう言って先輩が見せてくれたのは、いかにもSMプレイで使いそうな鞭やロープだった。
「そ、そんなもの買うんですか……?」
「あぁ。いつも通販で買っているんだけど……ちょっと使ってみないか?」
「は、はぁ……」
こうして、俺は先輩が持っているソフトな拘束具をつけて先輩の家に向かうことになったのだった。
(以下、本文)
・・・
(以下、大輔目線でお楽しみください)
そして先輩の家に到着すると早速準備が始まった。
1つの部屋に入った瞬間から緊張で心臓がバクバクと激しい音を立て始める。
「じゃあ、まずは手始めにこれを持ってもらおうか」
先輩が手に取ったのは手錠だった。
俺は言われるがまま両手を差し出すと、あっという間に拘束される。
ガチャッ……ガシャンッ!!
「っ!?」
金属音が部屋に響き渡ると同時に、両手の自由が利かなくなる。
続いて先輩は俺の視界をタオルで覆った。
視界が真っ暗になると、言いようのない恐怖心が込み上げてくる。「せ、先輩……これは?」
「目隠しと手錠だよ。これで大輔は手も足も出せなくなったな」
すると、先輩は耳元で囁く。
「なぁ……この状態で俺にいじめられたらどう思う?」
「……っ!!」
その言葉を聞いた瞬間、体がゾクゾクっと震えたような気がした。
先輩の言葉で想像してしまったのだ。自分が拘束されている姿を。
(や、やばい……!なんか興奮する……!!)
そう考えているうちに、先輩は俺の体の至る所をまさぐり始めた。
「んんっ♡んぐっ♡」
最初はくすぐったいだけだったのに、段々と気持ち良くなっていく。
(す、すげぇ……気持ちいい……!!)
「どうだ?拘束されながら触られるって……なかなか気持ちいいだろ?」
耳元で囁かれる言葉に反論できないほど、俺は興奮しきっていた。
先輩は俺の耳や首筋を舐めたり吸ったりしてくる。そのたびに体がビクビクっと震えてしまう。
「んんっ♡♡あっ♡♡♡」
そんな状態がしばらく続いた後、先輩は俺の服を脱がし始めた。
俺は目隠しされているため、抵抗すら出来ずにされるがままだ。
下着を剥ぎ取られると、露わになったモノを握られる。
「ほら……もう勃ってるじゃないか」
そう言いながら先輩は上下にしごき始める。
(あぁ……先輩に触られている……)そう考えただけで興奮してしまう自分がいた。
先輩の手の動きが激しくなるにつれて、限界が近づいてくるのを感じた。
「せ、先輩……そろそろ出ちゃいそうです……」
「あぁ、このままイってもいいぞ」
耳元で囁かれた瞬間、俺は絶頂を迎えた。
勢いよく飛び出した精子が先輩の手にかかる。
「はぁ……はぁ……」と息を整えながら余韻に浸っていると、先輩が言う。
「これで終わりじゃないぞ?これからもっとすごいことをするんだからな……」
(以下、本文)
その後、俺は目隠しや手錠をつけたまま様々なプレイをした。
乳首だけでイかされたり、お尻の穴を開発されたり……。
そして、最後になったのが……。
「最後はコレで締めようか」
先輩が持ってきたのは金属製の貞操帯だった。
それを俺のモノにはめ込もうとしている。
「せ、先輩……?それってどういう……」
「こういう意味だよ」
カチャッ……ガチャッ……ガシャンッ!と音を立てながら俺のモノを覆い隠すように装着される。
(あぁ……やばい、何かに締め付けられる感じがして凄く変な気分になる……)
俺は自分のモノが貞操帯によって締め付けられる感覚を味わいながら、 先輩に問いかけてみた。
「先輩……俺、これからどうすれば良いですか……?」
「あぁ、毎日この貞操帯をつけて過ごすんだ」
(以下、本文)
(以下、大輔目線でお楽しみください)
(えぇっ!?嘘だろ……!?そんな恥ずかしいこと……できるわけないじゃないか!!)
俺は恥ずかしさのあまり断ろうとした。でも先輩がそれを許してくれるはずもなく……。
「大輔、これは命令だよ?ちゃんと従うんだ」
「は、はい……」
そう答えると先輩は嬉しそうに笑った。
(うぅ……仕方ないか……)
こうして俺は貞操帯を付けることを承諾してしまったのだった。
(以下、本文)
・・・ 俺の名前は大輔だ。そして彼女・彩奈は大学生だ。
同棲している彩奈といつも通り仕事の話をして過ごした後、俺達は一緒に晩御飯を食べながら何気ない会話を交わす。
そして、何気ない会話の中で彩奈は俺にこうお願いしてきたのだ。
「ねぇ大輔、私に何かして欲しいことってない?」
「えっ……?」
(以下、本文)
・・・
(以下、大輔目線でお楽しみください)
(俺……今何を言われたんだ?)と動揺している俺を見て、彩奈は悪戯っぽく笑いながらもう一度言った。
「だから……私に何かして欲しいことってある?」と。
俺は少し考え込んだ後、意を決して答える。
「彩奈が俺に……何かしてほしいことってある?」
「っ!?」
俺の言葉を聞いて一瞬驚いたような表情を浮かべたが、すぐに笑顔に戻る。
「ううん、私は大輔に何かして欲しいことはないよ?いつも大輔が気持ちよくしてくれるから……」
(以下、本文)
(な、何だよそれ……!まさか俺の性癖を知ってて言ってるんじゃないだろうな……?)と思いながらも俺は平静を装って返事をする。
「そ、そっか……ありがと」
「でもさ……大輔が私に何かして欲しいことがあるなら言って欲しいな。私、頑張って何でもするから……」
(うわぁ……めっちゃ食いついてくるじゃん……!!)と思いながらも俺は何とか言い訳をしようと考えた。
「いや、本当に何もないんだ!むしろ俺が彩奈に何かしなきゃいけないくらいだからさ!!」
「……ふーん。そっか、わかった」
(ふぅ……やっと納得してくれたか)と安堵していると、不意に後ろから抱きつかれる。
「えっ!?」