彼女のスマホを覗いただけなのに|腐女子向けエロマンガ

腐女子
彼女のスマホを見たら裏の顔が見れた系のマンガないかな?
tomo
都合よくお前の欲望を叶えてくれるマンガなんてあるわけな・・・あった!
腐女子
さっすがー!早く見せてよ!
tomo
しょうがないから、試し読みだけな!

彼女のスマホを覗いただけなのに|腐女子向けエロマンガ試し読み

彼女のスマホを覗いただけなのに|腐女子向けエロマンガオリジナルストーリー

ほんの出来心で
彼女のスマホを覗いてしまった主人公。

清純な彼女の事、隠し事なんて無いはず。
何もない事を確認するだけ。

……その筈だった。

しかし、そのスマホの中には、
知りたくなかった彼女の『裏の姿』が
たっぷりと詰まっていたのであった。
彼女『は』清純な女の子だった。
しかし、そのスマホの中には、 知りたくなかった彼女の『裏の姿』が たっぷりと詰まっていたのであった。
「えっと……」
僕はスマホに映る文字を目で追う。
そこには……
(ああ?……なんだ……)
(やっぱりそうだ……)
そんな予想に反して、書かれていたメッセージ。
それは、僕が全く想像もしていない内容だった。
(……っ!)
僕はその内容に衝撃を受ける。
「う……嘘だ……」
嘘だと思いたい。でも、何度読んでも……
それは、僕が全く予想していなかった内容。
(……そんな!)
僕はもう一度スマホのメッセージを目で追う。
(でも、これは……)
彼女からのメッセージには こう書かれていたのだ。
『この動画を見ているっていう事は……』
(ど、どういう事だよ!?)
彼女は僕の携帯から僕のスマホに連絡してきたのである。
どうやら動画の再生も『僕』がしたと思っているらしい。
(え?でも……)
しかし僕は、このメッセージを読む限り、 彼女が何故僕に連絡を寄越してきたのかが分からない。
スマホに残されていた動画の事がバレたのか? でも、何故彼女がその事を知っているんだ?
(あ!そうか!)
そこで僕は気づく。
(そういう事か……)
どうやら彼女は僕が勘違いしている事に気付いのだ。
(な~んだ、そうだったのか)
(それならそうと、はっきり言ってくれればいいのに)
僕が勘違いをしている事に気づいた彼女。
だから彼女は僕を安心させるために連絡してきたのだ。
(なんだ……そういう事か……)
(え~っと?なんて返事をすればいいのかな?)
僕は再びスマホに目を落とす。
そこには……
『私が男と一緒にいるところを見たって本当なの!?』
「え?」
彼女が僕に送ってきたのはこんなメッセージだった。
(な、なんで?)
なんで僕が男と一緒にいるところを彼女が知っているんだ? そう、彼女のメッセージに書かれていたのだ。
(え!?ど、どういう事だよ!?)
僕は混乱していた。
だからだろうか……
『うん。見たよ』
(って!何をやってるんだよ!)
僕は無意識に彼女に返事を送っていたのだった。
(あ!しまった!)
(とりあえず、この動画は消しておかないと……)
僕は慌てて彼女から送られてきたメッセージを消す。
(これで良しっと……)
彼女からの連絡が途絶えて、少し落ち着く。
「ふう……」
僕は一息つくと……
(え~っと?どういう事だ?)
もう一度自分のスマホに目を向ける。
(やっぱり彼女は僕が男と一緒にいるところを見かけたのか?)
僕の記憶では、確かに僕は彼女に男と一緒にいるところを見られていたはずだ。
(でも、どうしてそれを彼女が知っているんだ?)
(なんでその事をわざわざ僕に確認してくるんだ?)
ただ、どう考えても分からない事が一つだけある。
(どうして彼女がこの動画を僕に送ってきたんだ?)
彼女から送られてきたメッセージ。
それは、明らかに僕の『男と一緒にいるところを見た』という一言に対する確認の連絡だった。
(じゃあ……彼女は僕が何を勘違いしていると思ったんだろう?)
僕はもう一度スマホの画面を見る。
(う~ん……分からないな……)
『君が男といるのを見たっていう噂を聞いたんだけど?』
この文章が表す意味は……
僕が見たのは、僕が男と歩いているところではなく、 彼女が『僕』と歩いていたという事だろう。
(つまり……)
彼女は僕を見かけたのではなく、 僕に『見られた』と思ったのだろう。
(それで確認の連絡をしてきたんだな……)
僕は彼女から送られてきたメッセージに納得する。
(でも……どうしてわざわざそんな事を僕に確認しようと思ったんだ?)
しかし、同時に新たな疑問が浮かぶ。
(やっぱりそうか!だからこの男は僕と彼女を別れさせようとしたんだな!)
彼女からのメッセージに、
『この男と別れて!』
(という文章。
僕はそれに納得していた。
しかし、僕の頭の中には疑問が浮かぶ。
(なんで彼女はそんな事を言い出したんだ?)
つまり、彼女は本当に……
(僕とこの男が一緒にいるところを……?)
目撃したのだろうか? だから僕に男と別れろと言ったのだろうか?
(でも……どうしてその男と僕が一緒に居るところなんかを目撃したのだろう?)
彼女が見たという場面を僕は思い出す。
『あ、あのさ……こんな場所で僕とデートするのってどうなのかな?』
(確かに僕はこの男と二人っきりでいたけど……)
でも、それは本当に偶然の事だった。
たまたま彼女がいない時を僕が狙っていただけ。
(たったそれだけの事なのに……)
だからこの場面を見たくらいでは、彼女は僕と男を別れさせる気にはならないはずだ。
(あれ?)
そこで僕の頭に一つの疑問が浮かぶ。
(そういえばこの男は誰なんだ?)
僕は彼女と男が並んでいるところを見た時に、この二人が一緒にいるところを目撃していた。
だから僕は彼女に勘違いされる羽目になったのだ。
(でも……この男のことは知らないぞ?)
そう、このデートの相手の事は全く分かっていないのである。
(えっと……?)
僕が疑問に思っていると……
(ん?あれ?そういえばこいつ……何処かで見たことがあるな)
頭の中で何かが引っかかったようで、 僕は少し考える。
(そうだ!思い出した!この前の同窓会で僕の後ろに座っていた男だ!)
(……でも、どうして?なんでこいつが彼女と……)
「ああもう!」
僕は苛立つ。
(どうしてこんなにイライラするんだよ!)
彼女のメッセージを読んたせいだろうか。
それとも、動画に映っていた男の姿のせいだろうか。
なんにせよ、僕の苛立ちは収まらない。
『君の勘違いなんじゃないのかな?』
(こいつも僕と同じことを言っていたな……)と思い出す僕。
そして更にイライラが増す。
『そんな!でも……!』
(そうだ!)
そこで僕はある事を思いつく。
(この動画を彼女に送ってやれ!)
そうすれば、彼女も自分の勘違いに気づいてくれるはず。
(そしたらきっと彼女は僕に謝ってくれるだろう!)
それに、僕だって……
(こいつと彼女がデートしているところなんて見たくなかったし……)
そう思うと、僕の手は自然と動く。
『君の勘違いじゃないのかな?』
そんな文章を打ち込むと、すぐに送信。
そう、僕の指は、『男と一緒にいるところを見た』と送ったのとは逆で……
(よし!これでいいか)
僕は動画に映っていた男にメッセージを送る事に成功した。
そして、すぐに彼女からの返事がくる。
(よしよし……)
そのメッセージには……
(え!?)
しかし僕はその内容に驚くしかなかった。
(彼女が男と別れようとしているだって?なんでそんな事をする必要があるんだ?)
正直言って意味が分からないが、それでも彼女は僕と男との関係を疑っているらしい。
(なんでだ?)
『勘違いなら、その男と別れる必要なんてないんじゃないのか?』
僕は彼女に対してメッセージを返す。
すると……
『だからそれは勘違いだって言っているでしょ!』
(え!?)
彼女は更に驚くべき内容の返事をしてきた。
(ど、どういう事だよ!)
(あのデートはこいつの誤解なのか?それとも……)
(もしかして、僕が間違っているとか……?)
そこで僕の頭に不安がよぎる。
『君がその男と付き合っているっていう事かな?』
(……)
そう、もしそうならば……
(こいつの勘違いじゃないって事になるよな?)
つまり、このデートは僕と彼女の関係にヒビを入れるためのものではなくて……
(むしろ彼女は僕に見せつけるためにこの男とデートしていたって事かよ!)
そこまで考えると僕は更にイライラし始める。
(なんだよ!それじゃあやっぱりこいつらはそういう関係なんじゃないのかよ!)
だからもう、 僕の中には、彼女に対する気遣いなんてものは残っていなかった。
『ああ、もう!だったらさっさと別れろ!』
僕は彼女のメッセージにそう送ってやった。
そして……
(どうだ?これで彼女は僕に謝ってくれるかな?)
そんな期待をしながら彼女からの返信を待っていたのだが……
(あれ?来ないな?)
しかし、彼女からの返信は来なかった。
(もしかして、やっぱり僕には謝れないのか?)
それでなくても僕は怒っているのだ。
だから僕の方から彼女に言ってやろうと思っていた。
『そんなに男と別れたくないなら、別れなくてもいいよ』
(って!)
だが、それでも彼女からの連絡はない。
(なんだよこれ!)
僕はムカムカする。
だから……
(ああもう!こうなったら僕が直接言ってやる!)
彼女へメッセージを送るのではなく、自分の口で彼女に言ってやろうと思ったのだ。
(そうしないと僕の気が収まらないんだよ!)と、彼女のメッセージを無視して立ち上がったのだ。
しかし……
「あれ?あれ?」
そこで僕は再び立ちくらみを起こす。
(またか……)
まだ、体力が回復していないのだろう。
立ち上がったもののすぐにフラフラとよろけてしまう。
(くそ!早く彼女に言ってやらないと……)
このままでは何も変わらない気がする。
(どうしてなんだよ!)
だから早く彼女に伝えないといけないのに……
(ああもう!なんなんだよ!)
もう限界だった。
(もういいや!メッセージも送れないなら、直接彼女のところに行ってやる!)
そして僕は彼女に向かってメッセージを送る。
『そっちに行くよ』と。
(さあ待ってろよ!)
だが……
「え?あ……」
僕の意識はそこで途切れたのだった。
(あれ?ここは?)
目を覚ました僕は、自分が見知らぬ場所にいる事に気づく。
(えっと……僕は何をしていたんだっけ?)
混乱する頭を整理しながら、僕はどうして自分がここにいるのかを考える。
そう……
(そうだ……僕は彼女に会いに行こうとしていたんだ)
それがそもそもの間違いだったのだ。
(とにかく、早く彼女に会って謝らないと!)
僕は慌てて立ちあがる。
すると……
(あれ?)
そこで僕の目に飛び込んでくるものがあった。
(なんだこれ?)

それは僕が置いた覚えのない荷物。

(なんでこんなものがここにあるんだ?)
そしてその中を見てみると……
(ん?これは手紙か?どうしてこんなものがここにあるのだ?それにこの手紙は誰が書いたんだ?)
そこには手紙が置いてあった。
(えっと……)
僕はそれを手に取ると中身を見る。
(これって……まさか!?)
その手紙を見た僕は驚愕する事になるのだった。
「よし!できた!」
(これで大丈夫なはずだ!)
僕は彼女の家に向かう準備をする。
(彼女に会うのは久しぶりだな~)
そう思うと、少し緊張してきた。
(でも、会うって決めたんだから頑張らないと!)
そして家を出る準備が終わる。
すると……
(あ!)
そこで僕はある事を思い出す。
(しまった!彼女に連絡を入れるのを忘れたな……)
しかし、今から連絡する時間はもう無い。
(まあいっか……)
どうせすぐに会う事になるのだからと、僕はそのまま家を出たのだった。
『ピンポーン!』
呼び鈴の音が鳴る。
そして少しするとドアが開いた。
「……」「……」
ドアから出てきた彼女は僕の顔を見るなり黙り込んでしまう。
(久しぶりに会うから緊張しているのかな?)
僕はそんな事を考えながら彼女に言う。
「久しぶりだね……」
そう……
(僕が彼女に会うためにここにきた理由……それは、彼女が僕と会ってくれないからだった)
その事に怒っている事を示すためだ。
だから僕はここに来る事にしたのだ。
(でも……やっぱり怒ってるよな~)
彼女は黙って僕を見ている。その表情からは何かを考えているような雰囲気を感じた。
(ど、どうしよう!もしかして怒っていたかな?)
そんな不安が僕に駆け巡る。
(も、もしかして……)
そこで僕はある事に気づく。
(彼女が僕に何か言う前に僕が先に謝るべきじゃないか!)
だって僕は彼女に謝ろうと思っているのだ。
だからここで彼女が怒り出す前に謝るべきだろうと判断する。
(よし!謝ってやる!)
そう決意を固めながら僕は頭を下げる。
「ごめんなさい」
すると……
(あれ?どうして黙っているんだ?)
彼女は何も言ってくれない。
(やっぱり怒っているのか?)
僕は不安になりながらも言葉を続ける。
「僕が何か悪い事をしたんだよね?」
そう、彼女が何も言ってくれないのが怖かったのだ。
(だけど……)
でも、謝る前に確認しないといけない事があるだろう。
(だって僕はさっき自分の勘違いで彼女にメッセージを送ってしまったのだから……)
その事を考えながら彼女の反応を確認する。
(やっぱりそうだよな?)
すると彼女は黙っていた顔を赤くしながら僕に向かって何かを言おうとしていた。
(うん!ここは彼女に謝らないと!)
だから僕はもう一度頭を下げる。
「ごめんなさい」
(でも、勘違いとはいえ君にあんなメッセージを送るんじゃなかった……)
せっかく彼女に謝る気になれたのに、また彼女が黙ってしまうのではないかと不安になる。
(どうしよう……やっぱり怒っているのかな?)
そんな不安が僕の心を埋め尽くす。
すると……
(あれ?何も言わないな……?)
彼女はさっきまでと同じように顔を赤くしながら僕を見ていたのだが、その口が開く事はないのだった。
(じゃあこれは許してくれたって事?)
そう考えた僕はもう一度彼女に謝る。
「本当にごめんなさい」
しかし、それでも彼女は何も言ってくれなかった……
(あ!もしかしてまだ怒っているのか?)
だから僕は確認する事にする。
(やっぱりちゃんと謝った方がいいよな?)
すると、僕はある事に気づく。
(あれ?何か様子がおかしいな……)
彼女の様子を見ていると、どうやら何かを言いたいようだった。
(どうしたんだろ?)
そんな事を考えながらも、とりあえず僕は彼女に確認をする。
「まだ怒ってる?」
しかし、やっぱり彼女は何も言ってくれない。
(だったら……)
なので僕はもう一度確認する事にした。
(もしかしたら怒ってないから何か言いたそうにしているのかも?)
そんな期待をしながら、僕は彼女に聞く事にする。
「怒っていないなら何か言ってくれないかな?」
すると……
『バチン!』
そこで僕の頬で大きな音がなる。そして同時に僕の頭の中に声が響いた。
(え!?)
僕の中で信じられない事が起きたのだ。
それは……
(え!?)
僕は今起きた事が理解できないでいた。
(なんで!?どうして彼女が僕の頬を叩いたんだ?)
僕は目の前にいる彼女の行動が理解できなかった。
(だって彼女は今まで何も言ってくれなかったじゃないか!)
だから、叩かれた意味について考える事になる。
(もしかして、僕が勝手に許しを得たとでも思ったから怒ったのか?)
そんな不安が僕を襲う。だが……
(いや……違うか!)
そんな考えはすぐに否定された。
(そもそも彼女は何も言ってくれなかったんだから僕の事を怒っていたはずがない!)
だから僕はもう一度彼女に確認する事にする。
「やっぱりまだ怒っているんだね?」
すると、彼女から返事が戻ってくる。
『バチン!』
そこで僕の頬をまた叩く音が響いたのだ。
(え!?どうして?)
やはり僕には彼女の行動が理解できないでいた……
そんな理解不能な状況の中、更に彼女が僕に言う。
『貴方なんか私の彼氏でもなんでもないんだからね!』
そして……
(あ!)
そこでやっと僕は彼女の言っている事を理解できたのだった。
(そうか……そうだったのか……)
だから僕は彼女に謝る事にする。
「ごめんなさい」と。
『バチン!』
そんな僕の頬にも痛みが走る。
(ああ……やっぱり怒っているんだな……)
そう思いながらも、今度は僕から彼女に伝えようとする。
「僕は君の彼氏なんかじゃないんだね?」
すると、彼女は何かを言おうとするのだけど・・・