



世話焼き女は蛇憑き男の狂った愛憎に×される|腐女子向けエロマンガ試し読み
世話焼き女は蛇憑き男の狂った愛憎に×される|腐女子向けエロマンガオリジナルストーリー
飲み会で助けてくれた男の世話を焼くのが日課になっている主人公。
同じ学校の先輩である男は、蛇の血が混ざっている蛇憑きという存在だった。
特に普通の人間とそこまで変わらないと思いながら
何気なく主人公を助けてくれる男の優しさに惹かれていく。
「先輩と一緒なら幸せになれなくたっていい」
そんな気持ちを伝えると男の様子が豹変する。
「この時のために俺は生きてきたんだからさあ」
「七葉が俺にしたみたいに」
「お前の人生を奪ってぐちゃぐちゃにしてやる」
蛇の化け物に姿を変えた男に毒を打ち込まれて逃げることが出来ず、
前後両方の穴を犯されておかしくなる主人公。
壊れた人形のように男への情を口にする様子を見て蛇の化け物は嘲笑する。
「ほんっと無様でかわいいな」
「一緒に地獄に堕ちてよ」
男が主人公に向ける歪んだ執着と愛憎の理由を知り、蛇憑きとして男の正体を知ることになる。
主人公の人生と身体、そして心を奪い尽くす為に男は動き始める。
七葉は中学の頃からの幼馴染みで主人公に片思いしている。
主人公が別の男に口説かれている現場を目撃してしまう。
「俺があいつを殺してくるから」と止める間もなくナイフを持って飛び出すが返り討ちにされて蛇憑きとなった男が目の前に現れる。その隙に主人公は逃げることに成功する。
それから数年後、大学で再会した七葉は「私の人生を奪った責任を取って」と主人公に結婚を申し込む。
実は七葉は、主人公が蛇憑きの男から逃げる際に飲んだ毒で妊娠しており、身籠もっていた。
主人公は「呪われた子供を産むくらいなら殺して欲しい」と涙ながらに懇願するが、それを押し切って子供は産むことを選ぶ。
そして男は今、主人公を手に入れる為だけに活動していることを知るのだった……。
蛇憑きの男を人間に戻す方法を調べるため二人で旅をしている。
蛇憑きの男を人間に戻す方法を探すため、主人公と七葉は旅を続けていた。
その旅の途中で立ち寄った村で二人は意外な人物と出会う。
それは七葉が中学生の時に好きだった同級生だった男で……。
「どうしてお前がここに?」
主人公が問いかけると男は少し照れくさそうに答える。
「いやまあ、昔の同級生が旅行に行くって聞いたもんだからさ、気になって」
その言葉に主人公は男の気遣いを感じて心が温かくなるのを感じた。
「実はそいつ、昔から蛇憑きでさ」
男はそう前置きして話し始める。
「蛇憑きのやつと女が一緒に旅に出たって聞いたもんだから心配になってついて来ちゃったんだよ」
そして男は主人公の手を取るとこう続ける。
「でももう大丈夫だな、まさか子供まで作ってるなんて……安心したよ」
男の何気ない一言に七葉は動揺してしまうが主人公が宥める。
その時、男が持っていた財布から数枚の紙がこぼれ落ちる。
それには蛇憑きの男が載っている新聞記事の写真や、男の血液検査の結果などがあった。
主人公は男から話を聞き出そうと試みるが男は「何でもない」と言ってはぐらかすばかりで話を聞こうとしない。
「でも俺はこの事実を知ってるんだぞ……あいつを人間に戻す方法をさ」
そんな捨て台詞を残して男は去っていった。
それから数日後、旅を続ける主人公たちだったが突如現れた男が七葉にナイフで襲い掛かる。
男は七葉に「蛇憑きの男を元に戻す方法を教えてやる」と取引を持ち掛けてきたのだった。
主人公は危険を冒して男から情報を聞き出す決心をする。
男が主人公たちを連れてきたのは、村から少し離れた山の中にある岩屋だった。
そこで主人公は男の話に耳を傾けることになるのだが……。
「あいつが普通の人間になれる唯一の方法、それはあいつの母親を殺すことだ」と言うのだ。
動揺する主人公に男はこう続ける。「蛇憑きになった者は、自分の母親を殺さなければ人間には戻れない。だからお前もあの女を殺すんだ」
男は主人公の耳元でそう囁くと、七葉をナイフで切り付け始める。
主人公も咄嗟の出来事に反応できずにいると、七葉が反撃して男を気絶させることに成功する。
七葉は自身の命と引き換えに蛇憑きの男を殺そうとしていたのだった。
主人公は七葉の思いを知り涙を流す。
翌日、目を覚ました男は「こんなはずじゃなかった」と吐き捨てて去ってしまう。
七葉は、男に切り付けられた傷が原因で亡くなってしまう。
主人公は七葉の死と共に蛇憑きの男のことも忘れてしまっていたのだが……。
ある時、主人公が街を歩いていると蛇の化け物が襲ってきたのだ。
それは紛れもなく主人公を人間に戻す方法を知っていた男だったのだが、今は理性を失い蛇の化け物と化しているようだった。
そんな男の猛攻から逃げている最中に男は主人公の記憶を呼び覚まし、蛇憑きの男が自分だと告げてくる。
主人公は、蛇憑きの男を救う為にも、今まで忘れていた自身の過去と向き合わなければならなくなるのだった。
主人公の中学の後輩で同じ部活に所属していた男は主人公に片思いしていた。
しかし中学の頃、とある事件に巻き込まれて精神を病んでしまったという過去があった。
男が狂った原因を作ったのは他でもない主人公の母親だった。
主人公の母親がある男を殺害して逮捕された後、男が主人公を訪ねると母親の姿はなく、 代わりに蛇の化け物と成り果てた主人公の父親と主人公がいた。
主人公は事件のショックから記憶を失い、精神病棟で暮らしているところを男に発見されたのだという。
それから数年後、男も主人公と同じく大学に進学し、主人公の行方を捜すうちにこの山奥に住んでいるという情報を得て山にやってきたのだった。
男は蛇憑きになった後、人を襲うようになっていた為か理性を失っており、人間を襲っては喰らっていたのである。
そんな状況を見かねた七葉が主人公に蛇憑きの男を止めるよう頼み、 男との取引を持ち掛けてきたのだった。
主人公は七葉の思いを知りながら、目の前で倒れている男を救うため、 自身の過去と向き合う覚悟を決める。
「お前の人生を奪ってめちゃくちゃにしてやりたい」と言う男に対し、 主人公は「その時は一緒に地獄に堕ちてよ」と言い返す。
男は主人公の言葉に涙ぐみながら、自らナイフで胸を刺して息絶えたのだった。
「七葉はどうしてここに?」と主人公が尋ねると、七葉はこう答える。
「先輩と一緒に旅をしている内に私は蛇憑きの男から逃げる為の手段としてじゃなくて本気で先輩と一緒にいたいと思うようになって」
その言葉に主人公は戸惑うが、七葉は続ける。
「でも私には蛇憑きの父親がいて……先輩はまだあの人のことを愛しているんでしょう?」
そんな問いかけに対して主人公が「愛していることに変わりはない」と答えると、七葉は少し残念そうにしながらも安心した様子を見せる。
「じゃあ私の人生を先輩にあげます」
七葉はそう告げると主人公に抱きつき、キスをした。
そのまま二人は結ばれるが、主人公は七葉の父親のことが気になり始める。
そしてある日、主人公は七葉の父親がいる山奥に向かうことにした。
そこで主人公が見たのは、蛇憑きの男に襲われて血塗れになった七葉の姿だった……。
男は自らの手で蛇憑きの男を殺していたのだった。
男が蛇憑きを殺す理由を尋ねると、七葉は「この子がいたから」と答える。
そして「七葉があの子を産まなければこんなことにはならなかった」と主人公を責めたてるのだった。
そんな七葉の姿を見て主人公はついに決心する。
七葉に蛇憑きの男のことを打ち明け、共に生きていくことを伝えると彼女は泣きながら喜ぶ。
そのまま二人は結ばれて、幸せに暮らしていくのだった……。
蛇憑きの男が主人公の母親を殺害して逮捕された後、主人公が父親に引き取られる形で二人暮らしを始める。
父親は主人公に「お前は蛇憑きだ」と言い聞かせるが、主人公は自身の能力を抑え込み普通を演じていた。
しかしある日、突然抑え込んでいた能力が暴走し始めてしまう。
その騒ぎを聞きつけた父親の部下によって主人公は捕まってしまうのだった。
それから数年後、成長した主人公は母親に再会する事になるのだが……そこに現れたのは変わり果てた母の姿だった……。
蛇憑きの男から逃げた主人公が辿り着いたのは母親のいる村だった。
そこで主人公を待っていたのは、主人公の母親と、彼女に殺された蛇憑きの男の死体だった。
主人公は母親が何故蛇憑きの男を殺したのか知る為に彼女の家に向かい、そこで衝撃的な事実を知ることになる。
それは主人公の父親が村人から集めた血液サンプルをこっそり持ち出して「人造人間」を作っていたことだった……。
母親は自分の夫に愛想を尽かしており、その血を受け継いだ自身の子供を研究材料として使うことしか考えていなかったのだ。