



ドSな裏アカ男子くん@ハードプレイ|腐女子向けBLエロマンガ試し読み
ドSな裏アカ男子くん@ハードプレイ|腐女子向けBLエロマンガオリジナルストーリー
サラリーマンの有村桜季(男)は配信者のナナ(男)と付き合っている。
ラブラブな半同棲を送ることに不満はないが、優しいセックスをされるたびにマゾ気質が疼いてしまい。
それがナナにバレ、ハードなお仕置きセックス! そんなのご褒美です!?
こんな展開からはじまるボーイスラブストーリ!? 【ナナ×桜季】
「あぁ、あっ、あぁん! ひぁっ……!」
「声、大きい」
全裸でベッドに上がり四つん這いにさせられている俺。その後ろにはパンツを履いたままのナナがいる。
そう、今日はお仕置きセックスの日。配信中に浮気をした俺をナナがお仕置きする日だ。普段とは違う雰囲気にドキドキが止まらない。
そんな俺のお尻にナナの平手が振り下ろされる。
「ひあっ!?」
バチン! と大きな音が部屋に響く。それに俺はビクンッと体を跳ねさせる。
そんな俺に休む暇は与えず、ナナの掌が何度も振り下ろされる。その度に高い音が響き、痛みが脳天まで貫く。
「ひぃあっ!? ああん! あぅっ!」
最初は痛くて仕方なかった平手打ちも、繰り返されるうちに、だんだんと気持ちよくなってくる。
パシンッ!
「ひぅっ!」
バチン!
「ひゃうっ!」
バチンッ!!
「ひぃん!!」
痛みは次第に快感へ変わり、俺の口からは甘い声が漏れ始める。
そんな俺の変化にナナは気づかないようで、何度も平手打ちを繰り返す。それが嬉しくてさらに高い声を漏らす。
「あぁんっ! ああぁん!」
ナナの掌がお尻に当たる度に、痛みと快感が混ざり合い、思考がグチャグチャになる。
「ひゃうっ! ああぁっん!!」
あまりの気持ち良さに涎を垂らして感じ入る俺を見かねたのか、ナナは手を止めた。
(えっ……?)
突然止まった痛みに物足りなさを感じながらも、俺は後ろを振り返る。
するとナナは俺の耳元に顔を近づけて囁く。
「お尻、叩かれて気持ちいいの?」
「ち、違う……」
恥ずかしさに顔を真っ赤にしながら否定する。しかしナナはそれを信じていないのか、俺の耳たぶを甘噛みする。
「やぁっ……!」
「嘘つきにはお仕置きが必要だね」
そういうとナナは俺のアナルに指を入れる。そしてそのまま激しく動かし始めた。その瞬間、頭の中が真っ白になるほどの快感に襲われる。
(ああっ!だめ!そこ弱いのにぃ!)
弱点を刺激された俺は、ナナの手から逃れようと腰を引く。しかしナナはそれを許してくれず、ガッチリと固定されてしまい動けない。
「あぁんっ! あああっ!!」
アナルを弄る指は二本になり、さらに激しい動きになる。あまりの快感に意識が飛びそうになるが、ギリギリのところで踏み止まる。
そんな俺を追い詰めるように、ナナはさらに強く俺のアナルを刺激する。
「ああっ!だめっ!イクッ!イッちゃう!」
「まだダメ」
ナナはそう言うと、急に手の動きを緩めた。あと少しというところで絶頂を止められた俺は、どうして良いか分からず戸惑う。
そんな俺をよそに、ナナは俺のアナルから指を引き抜くと、今度は自分のパンツを脱ぎ始めた。そしてギンギンに勃起した男性器を取り出す。
(あぁ……大きい)
思わず見惚れてしまうほどに立派なソレは、いつも以上に大きく見えた。今からあれが入ってくると思うと、期待でアナルがヒクつく。
「じゃあ挿れるよ」
ナナは俺の腰を抱えると、ゆっくりと挿入を始めた。最初はキツかったものの、すぐに馴染んでいき奥まで咥え込むことが出来た。
そのまましばらく動かずにいたかと思うと、突然激しくピストン運動を始めた。パンッ!パチュンッ!グポッ!という音が部屋に響く。
「ひゃうっ!? ああぁん!!」
いきなりの激しい動きに頭が追いつかない。しかし体は正直に反応してしまうようで、俺のペニスからはダラダラと先走り汁が流れ出ていた。
(あぁ、気持ちいいよぉ!)
ナナは俺を突き上げる度に、彼の立派なものが出入りしているのが伝わってくる。その感覚に酔いしれているうちに、どんどん高みへと昇っていく。
「ああぁぁん! イクッ、イッちゃうぅ!!」
絶頂が近づきビクビクと体を震わせると、ナナはピストン運動を止めた。
(なんで……)
もう少しでイケると思ったのに、寸止めされてしまったせいで切なさが込み上げてくる。
すると今度はゆっくりギリギリまで引き抜くと、一気に奥まで突き入れた。そのまま激しい抽挿を繰り返す。その度に俺の口からは甘い声が溢れてくる。
「ひゃうっ!? ああん!あんん!」
何度も何度も繰り返されるピストン運動に、俺は限界を迎えそうになる。しかし、またしても絶頂の直前で止められてしまった。
(まただ……)
どうして寸止めされたのか分からず戸惑っていると、ナナはもう一度ギリギリまで引き抜き、そのまま一気に奥まで突き入れる。その衝撃で俺は絶頂を迎えた。同時にナナも中に出す。
「あああ!!ああっ!!」
熱いものが注ぎ込まれる感覚に身震いしながら、俺は脱力してベッドの上に倒れ込んだ。
「ふぅ……」
ナナは一息つくと、俺のアナルから男性器を引き抜いた。栓を失ったそこからは、大量の精液が溢れ出る。その様子にまた興奮してしまう自分がいた。
(気持ちよかったぁ……)
余韻に浸っていると、ナナは再び俺の上に覆い被さってきた。そして耳元で囁くように話しかけてくる。
「悪い子だね、桜季くん」
その言葉を聞いた瞬間、背筋にゾクゾクしたものが走る。
(あぁ、ダメだ……これヤバイやつだ……)
ナナは俺の肩を掴むと、うつ伏せに寝かせる。そしてお尻を高く上げさせると、そこに再び挿入した。先程とは違った角度での挿入にまた違った快感が襲ってくる。
「ああっ!だめっ!動かないでぇ!」
しかしナナは聞く耳を持たず、激しい抽挿を繰り返す。「ひゃうっ! ああぁっん!」
何度も何度も繰り返される抽挿に、俺の頭は真っ白になっていく。
(あぁ……気持ちいいよぉ……!)
やがて限界が訪れたのか、俺は再び絶頂を迎えた。しかしナナの動きは止まらない。
パチュンッ!グチャッグポッ!!ゴリュン!バコォッ!!
「ひぃあっ!? ああぁぁんっっ!!」
もう何度目か分からない絶頂に、俺はガクガクと体を痙攣させる。しかしそれでもナナは動きを止めない。
「だめっ! もう無理ぃ!」
必死に懇願したが聞き流され、さらに激しいピストン運動が続く。
それから数分後、ようやくナナが俺の中から出ていくと、アナルからは大量の精液が流れ出してきた。その感覚にゾクゾクしていると、今度は仰向けに寝かされる。そして再び挿入されたかと思うと、今度は自分の脚を俺の腕に絡ませてきた。
「えっ、なにこれ……」
困惑する俺に構わず、ナナはピストン運動を再開する。先程よりも深く差し込まれたそれは、俺の最奥まで到達していた。
(すごいぃ……こんなの初めてぇ)
今まで経験したことのない感覚に戸惑っていると、ナナはさらに強く打ち付けてきた。その瞬間、目の前に火花が散ったかのような錯覚に陥る。
(ああぁっ!ダメェ!イクッ!イッちゃうぅう!!)
ビクビクと体を震わせて絶頂を迎えるが、ナナは動きを止めてくれない。むしろさらいピストン運動の速度を上げてきた。
(待って!今イったばっかりだからぁ!)
そんな俺の言葉を無視して、さらに強く打ち付けてくる。あまりの衝撃に意識を手放しそうになるが、それも許されない。
「やぁっ!ああっ!!」
もう何度目になるか分からない絶頂に達すると同時に、ようやくナナも果てたようだ。ドクンドクンと脈打ちながら熱いものが注ぎ込まれる。
「あぁ……ナナ、好きぃ……」
俺は無意識のうちにそう口にしていた。それを聞いたナナは嬉しそうな表情を浮かべると、優しく抱きしめてくれた。
「私も好きだよ、桜季くん」
その言葉を聞くと、幸せな気分に包まれると同時に眠気が襲ってきた。朦朧とする意識の中で、ナナに問いかける。
(ねぇ、ナナ……)
「ん?何?」
(俺のこと、嫌いになってない……?)
ナナはクスリと笑うと、優しい声で答えた。
「もちろん、愛してるよ」
(そっか……よかった……)
その言葉を聞くと安心して、俺は眠りにつくのだった。
***
それからというものの、二人の仲はさらに深まった気がする。毎日一緒にお風呂に入ったり、同じベッドで寝たりしているせいか、ナナが配信をしていたときには感じなかった愛情と幸福感を感じるようになってきた。
そして今日も、俺はナナと愛し合っている。
「桜季、愛してるよ」
「俺も、愛してる……」
そう言って口づけを交わすと、再び体を重ね合うのだった。
***
そんな生活が続いたある日、ナナからこんな提案があった。
「ねぇ、今度二人で旅行にでも行かないか?」
突然の提案に戸惑ったが、ナナと一緒に過ごす時間は幸せだし断る理由もない。それに、俺自身もどこかに行きたいと思っていたのだ。
「行く!」と答えると、嬉しそうに微笑んでくれた。そしてどこに行くか二人で話し合ううちに、行き先が決まった。それは――
北海道である。
***
旅行当日、羽田空港から飛行機に乗り、目的地へと向かう。ナナと一緒なので旅費は全てナナ持ちだ。申し訳ないと思いつつも、せっかくだし楽しもうと思うことにした。
車窓から見える景色は新鮮で美しく、まるで別世界に来たようだ。俺たちは目的地に着くまでの間、ずっと喋り続けていた。
「北海道に来るのは初めてだけど、凄くいいところだね」
「そうだな、空気が綺麗だし食べ物も美味しいだろうし楽しみだな!」
そんな会話をしていると、あっという間に到着してしまった。車を降りると、そこは一面の銀世界だった。辺り一面雪景色が広がり、太陽の光を受けてキラキラと輝いているように見える。思わず見惚れていると、ナナが俺の手を握り締めてきた。
「ほら、早く行こう?」
ナナに手を引かれながら、駅に向かう。駅構内の売店では、北海道名物のお土産がたくさんあった。どれも美味しそうなものばかりで目移りしてしまうが、とりあえず今日の宿へと向かうことにする。予約している旅館は山の中にあるようだが、雪が積もっているため少し不安になってきた。
「大丈夫かな……ちゃんと辿り着けるかな……」
そんな心配をよそに、ナナは笑顔で答える。
「大丈夫、私がちゃんとエスコートするから」
そのままナナに手を引かれながら、二人で雪の中を歩いていく。しばらく歩くと、ようやく旅館が見えてきた。しかしそこは想像していたよりも大きく立派なものだった。中に入ると女将さんが出迎えてくれたので、チェックインを済ませると部屋に案内される。
部屋は畳が敷かれており、窓からは美しい景色が広がっていた。窓から見える山々はとても美しく、まるで一枚の絵画のようだ。
「おぉ、綺麗だな……」
俺が感動していると、ナナはクスクスと笑う。
「ふふっ、桜季くんはこういうロマンチックな景色好きだもんね」
図星を突かれて恥ずかしくなりながらも、俺は窓の外を眺めていた。すると突然後ろから抱きしめられる。驚いて振り返ると、そこには妖艶な雰囲気を纏ったナナがいた。彼の顔はとても美しく整っており、思わず見惚れてしまうほどだ。そんなことを考えているうちに唇を奪われていた。舌を入れられ口内を蹂躙される。頭がボーッとしてきたところでようやく解放された。
「はぁ……ナナ、いきなりすぎ……」
俺が抗議すると、ナナはクスッと笑う。
「ごめんね?でも我慢できなくて」
そう言いながら今度は首筋に吸い付いてきた。チクッとした痛みが走り、痕が残るのが分かる。それを満足そうに眺めた後、再び唇を重ねてきた。今度は優しく舌を絡めるようなキスだった。しばらくお互いの体温を感じ合った後、ゆっくりと離れる。
「続きはまた後でね」
そう言うとナナは俺の手を引いて部屋を出た。そのまま旅館を出て、雪山の散策を始めることにする。辺り一面真っ白で、とても美しい光景だった。雪を踏み締める感触が心地よく、歩く度にサクサクという音が聞こえるのが楽しい。
しばらく歩いていると、一軒の小さな小屋を見つけた。中にはストーブが置かれていて暖かい空気が満ちている。どうやら休憩所のようだ。
「ナナ、ちょっと休憩していかない?」
俺が提案すると、ナナも賛成してくれたようで二人で中に入ることにした。中は意外と広く、テーブルや椅子が置かれている。他にもテレビや雑誌などもあり、ここで過ごせば退屈することはないだろう。
「よいしょっと……」
椅子に腰掛けると、自然と口から声が出てしまった。それを見ていたナナが笑う。
「桜季くんって可愛いよね」
その言葉に、思わず顔が赤くなる。
「か、可愛くなんかないし!」
慌てて反論するが、ナナには逆効果だったようだ。さらに笑われてしまった。恥ずかしさを誤魔化すために話題を変えることにする。
「そういえばさ、さっきここに来る途中に小屋あったよね?あそこで何か飲めたりするのかな?」
俺が気になっていたことを質問すると、ナナは少し考え込んだ後答えた。
「どうだろうね……ちょっと見てみよっか」
そう言うと、俺たちは小屋を後にした。そして先ほど見つけた小屋の前に戻ってくる。中に入ってみると、そこにはテーブルや椅子が並べられており、暖炉もあることから休憩所だということが分かった。ストーブの隣にはドリンクのメニュー表があり、温かいお茶やコーヒーなどが並んでいる。さらに壁に貼られたポスターを見ると、どうやらここはスキー場が併設されている温泉旅館のようだ。だからあの小屋に泊まる客が使えるようになっているのだろうと納得した。・・・