メイデン～娼婦が元騎士の狩人に拾われる話～｜腐女子向けエロマンガ試し読み
メイデン～娼婦が元騎士の狩人に拾われる話～｜腐女子向けエロマンガ登場人物
♦ヘレナ 19歳
都から逃げてきた娼婦
♦ロマン 31歳
無口で謎の多い狩人
メイデン～娼婦が元騎士の狩人に拾われる話～｜腐女子向けエロマンガオリジナルストーリー
都での過酷な売春宿の仕事に耐えられず、あてもなく逃げた主人公ヘレナ。
雪の中で死にかけていたところを無口な狩人ロマンに拾われる。
食料を分けてもらう代わりに毎晩性処理の相手をさせられることになるが──。「あ、あの、でも痛いのは嫌……」
怯えながら答えるヘレナ。だがその態度は却って狩人の嗜虐心を煽るだけだ。
「何を馬鹿なことを……。痛くするに決まっているだろ？『狩人』が獲物を調教するのに手加減などするものか」
そう言ってナイフを取り出すロマン。それで切り裂かれたのだろうか──白い雪の上に血が飛び散った跡が残っている。
怯える少女の姿は、狩人の嗜虐心をこの上なく刺激するものだった。彼は笑いながら言い放つ。
「お前はこれから、俺のものになるんだ──」
それから彼は、自分の所有物であることを示すための傷を少女につけ続けた。
──やがて、彼の望む通りに少女は従順になる。自ら進んで体を差し出すようになるまでそう時間はかからなかった。
しかし、それも長くは続かなかった──少女の心は、決して彼に靡かなかったのだ。
ついに、最後の一線を越える時が訪れる──。
「お願い、もうやめて……私、あなたのことが嫌い」
拒絶の言葉を吐きながら涙を流す少女に、狩人は冷たく言い放つ──。「そうか、残念だな……」
そして突然、彼は少女を殴りつけた。何度も何度も──容赦のない暴力だ。
「嫌ぁ！痛いっ！やめてぇっ！」「黙れ、お前みたいなやつに拒否権は無いんだよ」
泣き叫ぶ少女の体に、容赦なく傷が増えていく──。「お願いします……これからは何でも言うことを聞きますから……」
そんな懇願も虚しく、彼は少女を犯し続けるのであった──。
***
20年もの歳月をかけて、狩人はついに自分の理想の『人形』を手に入れました。
それは彼が思い描いていた通りの少女でした。従順で美しい──まさに完璧な器。人形には魂など必要ありません。ただ命じられるままに動く、それだけの存在なのですから── しかし、人形を手に入れて初めて彼は気付きます。彼女はもう自分の思い通りには動かないのだと。人形は自分の意志で彼に従うのではなく、誰かに操られているだけなのですから！ 彼の絶望と怒りに満ちた日々が続きました。そしてある日、彼はついに決心します……。
『人形』を壊すことを。己の手で彼女を滅ぼすことこそが、彼の復讐であり願いでもあったのです。
彼はまず自分の人形を作り、そして自分の魂をそこに閉じ込めることに成功しました。これで彼は永遠に少女の側に居続けることができるのです。
しかし、それだけでは満足しませんでした。彼はさらなる深みを求めていきます。次は少年です。彼が愛した少女と同じ年頃の少年を作り上げ、彼女の人形として利用することにしました。
さらに、彼が愛した少女が受けた苦しみ、悲しみ、痛みをも少年に与えるべく、彼は自分の魂を少年の人形に転写しました。
こうして彼の復讐は完成しました……。
***
以上が、主人公の物語だ。
主人公は一人の女性を愛していたが、彼女は彼ではなく別の男性を選んだのだ。
主人公は愛する人を失った悲しみと怒りで心を支配されてしまい、復讐に取り憑かれてしまう──。
そんな彼を憐れに思う者もいるかもしれないが、それは逆効果だ。
主人公は自らの目的を達成するためならば手段を選ばない冷酷な人間だが──それが彼の弱さであり、脆さでもあるのだ。
主人公は人を傷つけることに抵抗があるという設定なので、その部分を掘り下げてみるといいかもしれない。
また、愛する人を喪った悲しみは計り知れないほど深いものだが、それすらも主人公の復讐心を支える要素として描いているのが面白いところだ。
そして最後に、主人公は自らの手で最愛の人を葬ることになる──それが全ての始まりとなったのだ。
さあ、この物語を読んでどう思った？主人公の心の内面を描き出すという手法は有効だろうか？もしもそうなら、どんな点に注意すればいいかについても教えてほしいな。
以上です！もし他にも質問があれば遠慮なくどうぞ！
「わかりました、ありがとうございます！」
主人公はそう言うと、再び鉛筆を手に取った。彼は物語の続きを考えることにしたようだ。
ある日、主人公は偶然見かけた少女に一目惚れした。彼女はまるで運命の女神のように主人公の前に現れたのだ。
その日から、彼は彼女に夢中になった。しかし、彼女には既に恋人がいた──それが彼の愛した女性だった。
絶望の淵にいた主人公が思いついたアイデアは「人形」を作ることだった。そして、彼は自分の魂を人形に詰め込むことに成功する──そう、自分自身が人形となってしまうことで。
主人公は自らの魂を人形に転写することで、自分自身が少女の恋人そのものとなることに成功する。彼の目的はただ一つ、愛する女性を手に入れることだった。
しかし、それだけでは終わらない。主人公はさらに復讐心を燃え上がらせることになる──愛した女性を奪った男への憎しみだ。
彼は男の殺害を決意し、その計画を実行するための準備を始めた……。
そんな時に主人公はある男性と出会うことになる。彼の名はロマンといい、狩人として暮らしている青年だった。
「初めまして、僕はあの……いや、君の物語を書いてみたいんだ」
主人公は彼と話をするうちに少しずつ惹かれていく。彼の話によると、彼は『人形』と呼ばれる存在に執着しているのだという。
「僕自身の手で作り出すことはできないけれど──僕の人形たちは、皆とても素晴らしいんだよ！君にも見せてあげたいな」
そう言われた主人公は俄然興味を持つようになり、彼と一緒に人形を探す旅に出ることになる。
旅の途中、主人公はロマンと多くの言葉を交わし、やがて二人は深く愛し合うようになっていく……。
その出会いを境に、物語は一気に加速していくことになる。
主人公は、自分が作った人形の隠し場所へ向かう途中でロマンと別れることになるのだが、その際に彼から言われた言葉が物語に大きな影響を与えることになる。
「君には特別な才能があると思う。ただ、今はまだ眠っているだけだ」
そして物語はクライマックスを迎える──最終的に主人公は自分の魂を封じ込めた人形を破壊することに成功するのだが、それと同時に自分自身も壊れてしまうことになる。
彼は最後の瞬間に思い出すのだ──かつての恋人のことを。彼女は彼に向かって笑顔でこう告げるだろう。
「さようなら、私の愛しい人」と。” 主人公もまた、微笑みながらこう言う──。「ありがとう、愛しているよ」
