復縁したがる尽くしたがり朝比奈くんには裏がある|腐女子向けエロマンガ

腐女子
年下のヤンデレ彼氏に責められる系のマンガないかな?
tomo
都合よくお前の欲望を叶えてくれるマンガなんてあるわけな・・・あった!
腐女子
さっすがー!早く見せてよ!
tomo
しょうがないから、試し読みだけな!
 

復縁したがる尽くしたがり朝比奈くんには裏がある|腐女子向けエロマンガ試し読み

復縁したがる尽くしたがり朝比奈くんには裏がある|腐女子向けエロマンガオリジナルストーリー

人生色々苦労しながらも青春を勉強に全振りした「及川 雪菜」は
教授の紹介で破格のバイト代が出る話を持ち掛けられる。

それは自分とは程遠い世界の住人である
資産家の息子「朝比奈 凪」の家庭教師。

育ちも性格も真反対の2人は喧嘩をしながらも次第に打ち解け
ついには朝比奈くんに告白をされる。

どう考えても釣り合わない。彼の幼馴染にも釘を刺された。
それでも彼の熱意に折れて、始めた交際関係。
この関係はそう長くは続かない…と思っていたのに
朝比奈くんの尽くしっぷりは留まることを知らずに早数年。

朝から自分が苦手な家事をこなしてくれる彼。
仕事で疲れていないか気遣いながらも
甘く、ちょっぴり意地悪に自分を求める彼。

たぶん、朝比奈くんは理想的な彼氏だ。

でも彼との将来を真面目に考えても良いのではと思えた時
ある出来事がきっかけで彼の狂気的な一面が見えてしまった。

本当に、朝比奈くんは理想的な彼氏?

申し訳ないと思いながらも、別れを決断する。
ちょうど朝比奈くんだってこれから社会人になるんだし
タイミングとしては今が良いだろう。

偶然見つけてしまった「アレ」だって何かの見間違い…だ。

だけど一方的にフラれた朝比奈くんは納得もするはずがなく
今日も今日とて押しかけては尽くしてこようとする。

このままではいけないとついに別れ話を決意した

「及川雪菜」は朝比奈くんが帰宅するまでの間、 近所の喫茶店でお茶をしていた。
そこで注文したケーキが運ばれてくるタイミングで……
バサッ!!
「きゃぁぁぁぁぁあああああああああ!!!」
そんな悲鳴と共に、偶然にもケーキを床に落としてしまう。
その拍子にテーブルの下へ転がってしまい、誰かに踏まれてしまったようだ。
すぐさま店員に謝罪し、床に落ちたケーキを片付けてもらう。
あ~
「アレ」が見つかっちゃったか……
喫茶店でお茶をしていると、 偶然にも自分の注文したケーキを床へ落としてしまった。
すぐに店員に謝罪し、床に落ちたケーキを片付けてもらう。
そのまま、何事もなかったかのように再び席に着く及川雪菜だったが……
「まさか、ね……」
そんな不穏な呟きと共に、朝比奈くんへの別れ話が再浮上し始めたのであった。
これを見つけた朝比奈くんは
「雪菜が、落としたケーキを拾っただけだよ」
と笑顔で言うかもしれないが、間違いなく嘘である。
「アレ」が落ちていたタイミング、そしてこの喫茶店は偶然にも朝比奈くんの帰宅ルート上に存在していた。
いや、それ以前に自分の行動パターンを熟知している彼のこと。
これら全ての状況証拠から考えられる答え……それは……
「……まさか、ね……」
まさか……ねぇ?いや~流石に考えすぎ
「アレ」はただ、偶然にも見つかっちゃっただけ……だよね?
「と、とにかく……朝比奈くんにちゃんと話さないと!」
そう決断し、慌てて店を飛び出ようとする雪菜。
しかし不運なことに、店外では帰宅途中の朝比奈くんが待ち構えていたのだった。
喫茶店から出た雪菜はそのまま走って逃げ去ろうとするが その腕をとっさに朝比奈くんが掴む。
「ねぇ雪菜?どうして逃げるの?」

「さ、さよなら……朝比奈くん!」
そして雪菜は腕を振りほどこうとするが……
「ちょ!?何で逃げるの!?」
朝比奈くんは逃がさないようにとさらに強く握る。
そのまま近くの路地裏まで雪菜を引っ張っていき、壁に押しやる。
「ねぇ、どうして逃げるの?……まさかとは思うけど誤解してないよね?」
「……っ」
そんな彼の真剣な表情に、何も言えなくなってしまう雪菜。
そんな雪菜を見て
「雪菜、やっぱり誤解してるでしょ?あれは……」
「じゃ、さよなら!」
しかし朝比奈くんが何か言うより先に雪菜は無理やり手を振りほどき、路地裏から逃げ出す。
「ま、待って雪菜!……もうっ」
そのまま追いかけようとするが……
シュパッ!! そんな音と共に視界が遮られる。その隙に雪菜を見失ってしまった。
「……まさか、ね……」
そんな彼の呟きと共に、偶然
「アレ」は彼に見つかってしまったのであった。
……と、まぁこんな偶然もあるだろう。
本当に「アレ」が偶然、朝比奈くんに見つかっただけかもしれないが 正直それを信じることは出来そうになかった。
だって……その「アレ」が見つかった瞬間、朝比奈くんが浮かべた微笑みは余りにも恐ろしかったから……
朝比奈くんの帰宅ルート上にあった喫茶店でお茶していた私たちは必然と遭遇した。
いや~
「アレ」が落ちてたなんて
「偶然、だよな?」
……でも朝比奈くんは疑いの目を私に向けてくる。
彼の笑顔は笑ってはいるが、その目は疑念を孕んでいた。まるで「お前が犯人だ」と糾弾するように
「ねぇ?雪菜、正直に言ってよ。あんなものを見つけた瞬間に逃げ出すなんて……」
あ、あ~やっぱりバレてたか!そうだよね!バレるよね!
「……もしかして、雪菜が落としたの?」
「……っ、え、えっと……」
「ふぅ……やっぱりだよね」
動揺する私とは裏腹に朝比奈くんは冷静さをどんどん取り戻していく。
「あ、あの!朝比奈くん!」
「分かってるよ雪菜。とりあえず今は話したくないんでしょ?別に怒ってないから安心して……ただ雪菜にやましいことがないなら言ってほしいんだ」
「……う、うん」
そうだよね……
「アレ」が落ちてただけで、朝比奈くんが怒るようなことなんてない。
そもそも私と朝比奈くんの交際関係なんて、この「偶然」がなければ 続くことはなかっただろう。
だから、これは不幸な事故……それで終わるはずなんだ。
「雪菜、本当に?」
「……ごめんなさい」
私は朝比奈くんに謝るしかない……だけど同時に思ってしまう。
そんな私を彼は優しく抱きしめてくれた。それはまるで傷ついた子供を慰めてくれるような慈愛
「大丈夫、雪菜が謝る必要はないよ。そんなに雪菜を追い詰めてしまって、俺の方こそごめんね?」
「……朝比奈くん」
「でもこれだけは言わせて?……あの喫茶店は偶然、俺が通っていた通学路にあったってだけだからね?だから……」
「うん……分かってる。ありがとう……」
そして私は朝比奈くんから解放されると、そのまま自宅へ帰ったのである。
……あぁ~またやっちゃったなぁ~
いや別に
「アレ」が偶然、喫茶店に置いてあっただけって信じることも出来るけど……
やっぱりどうしても「怖い」んだよなぁ~
でも朝比奈くんに黙っておくのも無理だし、仕方ないよね。
次の日、私はまたいつもの喫茶店で待ち合わせをしていた。
昨日の件が頭から離れず早めに着いたと思っていたのだが、先に来ていたのは朝比奈くんの方だった。
私を見つけた彼は軽く手を振ってくる。私も手を振り返し
「ごめん、待った?」
と声をかけるが彼は首を横に振る。
喫茶店のマスターにコーヒーを注文し、彼の元に……行こうとするのだが、その前に私は話を切り出した。
「それで昨日のことなんだけど……」
「ん?雪菜のカバンから落ちてたアレのこと?」
「……うん」
正直に言って、彼の反応は怖い。だって朝比奈くんなら……あの状況を見たら絶対に何かを疑うはずだから。
そんな
「雪菜、正直に言ってほしいんだけど……」
「う、うん」
「やっぱりアレは雪菜が落としたんだよね?」
そんな私の考えなんて他所に、彼の言葉を待つ。
そして彼は……その答えを口にするのであった。
「……やっぱり、雪菜だったんだね!」
あちゃ~バレた!バレてたかぁ~!!ってか何でバレた? いやまぁ喫茶店では偶然にも私と鉢合わせしていたし、カバンから落ちたものは
「アレ」と、喫茶店のマスターが間違えて渡してきたものだからすぐにバレることは分かっていたけど……
それでも彼の観察眼からは逃れられないらしい。
「いや、その……偶然落ちてたというか……」
そんな苦し紛れの言い訳は、あっさりと彼に切り捨てられる。
「偶然?そんなわけないよ。だって雪菜、俺があの喫茶店に寄った時にも注文したケーキを落としてたし……」
「……え!?あの、それって……」
「うん。雪菜が落としたケーキを拾っただけだよ」
あ~やっぱり、アレって偶然じゃなかったんだ!
「……それに昨日も喫茶店で雪菜を見たし、今日だって……ね」
そう言って朝比奈くんは私を見つめてくる。それはまるで浮気を責める彼女を見るような目付きだ。
いやでもこれはある意味仕方ないでしょ?私が見たのは偶然だし、そもそも朝比奈くんのせいじゃん!
「えっと、それは……」
「それに雪菜、喫茶店で言ってたよね?『偶然』通りかかった俺に『さよなら』って」
「あ、そ、それは……」
確かに言ったけどさぁ……あれは偶然ってことにしてくれないの!? だってあのときは逃げることに必死だったし!
「ねぇ雪菜?どうして逃げるの?」
そんな私の気持ちなんて関係ないと彼は笑顔で問いかける。
いや怖い怖い!!さっきまでの
「偶然」の微笑みはどこいったのよ!?
「じゃ、さよなら!」

朝比奈くんの追求から逃れるように、私は喫茶店を出ていく。それでも彼はしつこく追いかけてくるが……
「雪菜!待ってよ!」
私も負けじと逃げまくる。だが彼の追跡からは逃れられない。
そしてついには路地裏にまで追い詰められてしまった私。そんな私に朝比奈くんは優しく問いかける。
「ねぇ雪菜?やっぱりアレは雪菜が落としたんだよね?」
「……っ、え、えっと……」
「正直に言ってほしいな。別に怒ったりしないから」
いや噓でしょ……絶対怒るじゃん。だって喫茶店で会った時に私が逃げたのを根に持ってるよね?絶対に怒ってるよ!これ!
「……ねぇ?雪菜?」
そうして私に迫ってくる朝比奈くんの姿に私は思わず後ずさりする。だが彼はそんな私を逃がすまいと壁
「雪菜、正直に言って?」
「あ~えっと……」
「ねぇ、雪菜? どうして逃げるの?」
「いや、その……」
「やっぱりコレは雪菜が落としたんだよね?」
そんな彼の笑顔に私はとうとう折れてしまい……
「……か、偶然!偶然だから!」
ああぁぁ!!私の馬鹿!!せっかく朝比奈くんが見逃してくれるチャンスだったのにぃ!! でもしょうがないじゃん!まさか喫茶店で偶然
「雪菜、正直に言ってよ」
「あ、その……」
「やっぱりコレは雪菜が落としたんだよね?」
「……っ、え、えっと……実はね……」
そんなのんきに喫茶店で会話してる最中に偶然にもカバンから落ちたんだし!本当にたまたまだったから! だからこんな恐ろしい顔で迫る朝比奈くんを見るのは初めてなんだよ!! そうして私に迫ってきていた彼は笑顔のまま……しかし目だけは
「雪菜、正直に言ってよね」
「う、うん……」
「やっぱりコレは雪菜が落としたんだよね?」
そんな彼の笑顔に……私は思わず頷いてしまった。
「ねぇ雪菜?俺が今まで『アレ』を拾った回数って、実は偶然じゃなかったって言ったら信じるかな?」
いや急に何を言い出すんだこの人は!?
「……え?いや、だってそれは偶然じゃ……」
「嘘じゃないよ。俺はずっと昔から雪菜が落とした『アレ』を偶然、拾っていたんだ」
「そ、それって……あっ!」
そこまで言って私はあることを思い出す。それは朝比奈くんと初めて出会った日のこと。
確か5年前、私が高校生だった頃だ。あの日、私の前から姿を消した彼と再会したのは公園のベンチだった。
その時も彼はこう言っていたはずだ!「あれ?そのハンカチって……」と! いやまさか……ね?でも朝比奈くんのあの目って、絶対に疑ってるよね!?
「え、えっと……」
だから私は彼の疑いを晴らすために……あの日のことを正直に話すことにした。
「……分かったよ」
私の説明に朝比奈くんは納得したのか、そのまま喫茶店を離れていく。そして私との距離が離れると彼は満面の笑みで手を振ってきたのであった。
あぁ~怖かった~!やっと帰ってくれた!それにしてもどうして急にあんな話を……
いや、別に朝比奈くんになら見つかっても問題はないんだけどね?
「ん?」
まてよ? これって良い機会かもしれない。
だって私もこれからは恋人に自分の性癖を晒していくわけだし、それに相手はあの朝比奈くんだ!絶対に受け入れてくれるはず!って、あれ?でも私のアレって本当に問題ないかそれ?いや~でも朝比奈さんが問題ないって言ってるんだし大丈夫でしょ!うん、大丈夫大丈夫! というわけで、私は朝比奈くんへの告白を決意したのであった。
「……よし!」
そして翌日、私は早速彼を屋上へ呼び出したのである。
「それで雪菜?話って何かな?」
そんな私を見て朝比奈くんは不思議そうな顔をする。だけどその表情はどこか嬉しそうだ。
まぁこれから私が口にすることは、きっと彼にとって喜ばしいことなんだろうね!だから私も素直に言ってあげることにしたんだ!私の性癖を!
「……えっと、その……実は私ね?」
すると朝比奈くんは待ってましたと言わんばかりの表情で私に問いかけてくる。
「うん!」
だから私も素直に言ってあげることにしたんだ!私の性癖を!やっぱり私は彼に隠し事は出来ないからね!
「わ、私は男の人のお尻を見るのが好きなんです!!」
7月8日
(土曜日)
その日、俺は幼馴染の家にお邪魔していた。まぁ単に暇だったからだ。
「あ、あのさ!朝比奈くん!」
そして幼馴染である雪菜は何だかそわそわしながら話しかけてくる。まぁどうせまた変なことを言い出すのだろう。
彼女は良くも悪くも純粋だ。だからいつだって突拍子のないことを言うし、そんな発言を本気で信じる俺も俺で大概だと思うが……それでも彼女といると楽しいと感じるのもまた事実なのだから困るんだ。
きっと俺は、彼女のそんな真っ直ぐなところに惚れたのかもしれないな。
だから俺は彼女の話に耳を傾けることにしたんだ。
「……何?」「えっと、その……実は私ね?」
そう言って彼女は俺の目を見つめてくる。その瞳は少し潤んでいて、頬も赤く染まっている気がする。そんな彼女の姿は可愛らしいが、それよりも気になることがあった。それは彼女がチラチラと視線を下へ向けていることだ。
そんな幼馴染の姿を見ていると、何だか緊張してくるというか……いやまぁいつも見てるんだけどさぁ