超低用量ピルのヤーズは副作用が出にくい

元気を出す女性

超低用量ピルと呼ばれているヤーズの特徴は、名前の通り配合されているホルモン量が最小限になっていることです。
ピルは開発をされた当初はしっかりとした追うかを出すために、配合量も今よりは多めに作られていましたが、実際に多くの人が服用を開始した後には副作用が出るという問題点があり、改善が繰り返されてきました。
そういった経緯があり新しく開発されているピルは、配合されているホルモン量が少なくなっていますが、その中でも超低用量ピルと言われるヤーズは最も配合量の少ない種類になります。

ヤーズはドロスピレノンという黄体ホルモンと同様に働きをする成分が配合されていますが、ドロスピレノンは第3世代の黄体ホルモンと呼ばれており男性ホルモン様作用がほとんどないことが特徴です。
そのため今までのピルで起こっていた副作用のひとつである男性ホルモン様作用が起こりにくくなっており、ニキビができにくかったり、むくみにくいというメリットがあります。

ヤーズに配合されているもう一つの女性ホルモンが卵胞ホルモンと同じ働きをするエチニルエストラジオールです。
特徴は含まれている量が国内最低の0.02mgだということで、他のどのピルよりも量が少なく、副作用が出にくいと言われています。
エチニルエストラジオールの量を少なくすることで、ピルを服用しない休薬期間が短縮されて、そのことで体への負担が軽くなっています。
そのため、ホルモン量が減少する時に起こる腹痛などの症状が起こりにくいように作られていることも特徴のひとつです。

超低用量ピルのヤーズにはこのように今までに販売されていたピルとは違った特徴があることで、今までのピルでは副作用が出ていた人でも服用がしやすいように作られています。
含まれているホルモン量が少ないと効果も低くなるのではという不安を持たれることがあります。
しかし、最低限の量にしながら効果をしっかりと発揮できるように作られているので、飲み忘れをしないように気をつけて服用すれば問題はありません。

ヤーズはニキビにも効果的

エチニルエストラジオールとドロスピレノンを主成分としているヤーズは、超低用量ピルに分類されます。
超低用量ピルは一般的に月経困難症やPMSといった症状の治療に、処方されるケースが多い薬です。
ですが、近年ヤーズをニキビ治療にもちいるクリニックも増えつつあります。

ニキビができる原因は様々です。
大人になってからできやすくなったという場合、女性ホルモンのバランスが乱れていることが要因となっているケースも少なくありません。
黄体ホルモンは皮脂の分泌を増やすという働きを持つ女性ホルモンです。
女性ホルモンのバランスが崩れてしまうと、この黄体ホルモンの作用が優位になり、皮脂が過剰に分泌されることによってニキビができやすくなってしまいます。

ヤーズを服用すると体内の女性ホルモンの量を、一定にキープすることが可能です。
黄体ホルモンによって皮脂が増えてしまうのを抑えて、ニキビができにくい肌質へと変えてくれます。
またヤーズに含まれるドロスピレノンには、肌荒れの原因となる、アンドロゲン作用を抑制するという効果も備わっています。
アンドロゲン作用は男性化症状とも言われるもので、文字通り男性のような体質に近くなってしまう症状です。

男性は女性よりも皮脂分泌が多く、そのためニキビもできやすくなります。
ヤーズの主成分ドロスピレノンには、アンドロゲン作用を抑える効果があるためホルモンが原因の、大人ニキビの解消に有効です。
薬で治療を続けるとなると毎日飲み続けなければいけないため、身体への負担が気になります。
ヤーズの場合はホルモン製剤を抑えて作られているので、副作用は起こり難いと言われています。
毎日、治療のために服用しても副作用を感じることは少ないでしょう。